CD紹介 第10回 『Alcest/Souvenirs d'un autre monde』
第10回を突破! 8888888。
記念すべき第10回目は『Alcest/Souvenirs d'un autre monde』(2007)を紹介します。
第1回で紹介したAlcest(アルセ)の1stフルアルバム(国内盤)になります。
Blackmetal/shoegazeとしてフォロワーを次々と生み出しているNeige氏のバンドです。
御蔭で似たり寄ったりのB、C級バンドがワンサカ出てきています。
本作は、個人的に『2007年のベストアルバム』に挙げる程の作品です。
ジャケット側です。イイ(´∀`)bと思います。
中身です。イイ(´∀`)bと思います。(バックインレイ側撮り忘れ・・・)
帯です。イイ(´∀`)bです。
本作は『Quince Records』というレーベルからリリースされていますが、このレーベルはBlackmetalは勿論のことMetal系には縁遠いので何故?って思いました。(このレーベル自体よく知りませんが・・・モウシワケ)
Alcestが作り出した『音』を評価してのリリースのようでした。
で・し・た・・・そうです、既に廃盤状態。(残念至極・・・)
内容的には以前紹介の『Le Secret』の延長で、目を瞑じて聴いていると様々な情景が浮かんでくるような音像と言えるでしょう。
#(トラック)1の『Printemps Emeraude』、#2の『Souvenirs D'un Autre Monde』など素晴らしい曲が詰まっています。
途中挿入される女性Vo.(Audrey Sylvain)も曲に合い、目眩くAlcest-Wolrdが目の前に拡がります。
う〜ん、ノスタルジックです。楽しかったコトとか、哀しかったコトとか・・・
『あの日に帰りたい!』と思っても、もう戻れない・・・それが人生です。
Neige氏もこの作品で自身の少年時代の情景や感性の部分を曲に込めているようです。
因みに『Souvenirs d'un autre monde』とはフランス語で『もう一つの世界の記憶』というそうです。確かに思考があちらの世界へ行きそうです。
因みに別名義バンドAmesoeursでも良い仕事っぷりを発揮してます。(こちらではNeige氏の絶叫Vo.に吃驚するかも)
さてプロフィール拝見すると・・・26歳(1985年生まれ)とは若いなぁ。
Bagnols-sur-Ceze(バニョル=シュル=セズ)、Languedoc-Roussillon(ラングドック=ルーション)と記載がありますが出身地でしょうか?・・・きっと良いところなのでしょう。
ワイン生産地とかツール・ド・フランス(Le Tour de France)絡みですか?よくワカリマセン。
因みにNeigeとはフランス語で『雪』という意味だそうです。
パウダースノーなイメージですね。
コレクター魂コーナー『ヴァージョン違いの紹介!』
Prophecy Productions盤の1stプレスDIGI-PAK盤です。
(現在普通に入手可能なのはプラケース盤)
写真では3面ですが実際は5面あります。
こちらはアメリカ流通盤のProfound Lore盤で若干デザインが異なります。
Digipackの中です。こちらはよくある2面開きです。
普通の感覚からすると、収録内容が同じ、ボートラとかの違いも無いのに何故集めてんの?って感じだと思いますが・・・
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また次回。 (イトー)