読書のススメ 第1回 『新撰組全隊士録』
読書の秋〜! ということで本を紹介していこうかなと思います。
とは言っても個人的主観になりますので、内容云々は言いっこなしでお願いします。
今回紹介するのは『新撰組全隊士録』(2003)です。
これは単なる人名事典ではナイデス。
『全』隊士の567人!!(そんなにいたのか・・・って思いました)を収録しており、隊士録としては完全版でしょう。
何故この本なのかは言わずもがな新撰組が好きだからデス。
『燃えよ剣/司馬遼太郎(著)』、『新選組血風録/司馬遼太郎(著)』で嵌ったクチです。
『燃えよ剣』はバイブルです。
それと『竜馬伝』も欠かさず見ていましたが新撰組が好きなので特に竜馬派ではナイデス。
幕末は面白いと思いますし、ちょっとした歴史ブームみたいなのもあるみたい?
(『歴女』とか言われている方々は恐らく戦国時代メインと思います)
最近では『壬生義士伝/ながやす巧(画)』(漫画です)がお気に入りです。絵がウマ過ぎます!
(浅田次郎さんの小説ではありませんし、中井貴一さんの映画も見てません)
『ダンダラ/赤名修(画)』(これも漫画です)という傑作もあるのですが、2003年に1巻が出て以来音沙汰無し。
先生、続きが読みたいです。(スラムダンクかよっ!)
新撰組と言えば近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一などが人気でしょうか。
この人等は『超』有名処なので、『いや、私は芹沢鴨だ』『いやいや、服部武雄でしょう』っていう方もいるかも・・・
個人的には土方歳三、斎藤一アタリで落ち着きます。
そんな中、上述の『壬生義士伝』に登場する吉村貫一郎なる人物を存じませんでした。
そこで登場するのがこの本で、ちゃんと居ます・・・
スゴイぞ全隊士録!!でもほんの数行の人もたくさ〜ん居ます。
『新撰組』に限らず、歴史からではなくキャラクター的な部分から入るのもアリだと思います。
小説、漫画、それこそゲームとかでもイイと思います。
しかしながら、新撰組の一般的なイメージは子母沢寛氏著作物による創作フィクション部分が強いと言われています。(例えば実際には沖田総司は美形じゃな・・・自粛)
よりディープに浸かりたいなら是非『新撰組全隊士録』の一読をオススメします。
但し、本作は絶版?のようなので、古本屋で巡り合えるかどうかだと思います。
■OOK-OF■とかにあるでしょうか? (イトー)